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ご挨拶

はじめまして。

この度は私たちのホームページをご覧いただき、心より御礼申し上げます。


私たちの屋号「RAY(れい)」という言葉には

「礼」「光」「絆」という意味が込められています。

私たちは、いつも感謝の心を持ち、暗闇を照らす光になれる様に、

関わっていくみなさんとの絆を大切にしていきます。


そして私たちRAYは

「フィギュアスケーターのためのメンタルトレーニング」に

特化しております。

(もちろん、フィギュアスケーターに関する方々以外にもメンタルトレーニングはご利用いただけます。)



なぜ、「フィギュアスケーターのためのメンタルトレーニング」に特化することとなったのか。


それは兼ねてから大好きなフィギュアスケートへの思いをどうにか形にできないだろうか、と悩みに悩んでいた私に起こった「ある出来事」から始まったプロジェクトです。


私は幼少期からフィギュアスケートを観るのが大好きでした。

また、クラッシックバレエの舞台や演劇、音楽鑑賞も大好きでした。

フィギュアやバレエを習いたいと願ったこともありましたが

環境に恵まれなかったり、体が弱かったり、自分が習うことは叶いませんでした。


当時の私は時々、原因不明の高熱や関節炎を起こしていました。

病院に行っても原因は分からず、処方されたお薬を飲み

痛みや熱が引くのを待つといったことを繰り返していました。

そんな幼少期に、ある小劇団が学校に来て、体育館で劇を観せてくれました。

その姿は今でも目に焼き付いて離れないほどキラキラしていて、私もこんな人になりたい!と思い、それから10年間その夢を追い続け、私は役者の道に進みました。


時々襲ってくる原因不明の高熱と痛みを抱えながらも

夢の実現のために親元を離れ、一心不乱に日々を過ごしていました。


3つのアルバイトを掛け持ちしながら

本業のレッスンや、いただいた役者のお仕事をこなす。

それは寝る時間などない、読んで字の如く不眠不休の想像を絶する日々でした。


しかし、小さい役ですが、映画やドラマ、CM等に出演させていただいて

充実した日々を送っていました。


そんな生活が続き、3年が経った頃、大きなことに気がつきました。

「私は表舞台に向いていない。」


役者になりたいという夢が潰えた瞬間でした。




夢の実現という情熱を失った私はその後、普通の生活に入っていくはずでした…


しかし、それまで死に物狂いで生きてきた私は、夢を失った精神的なショックと

今までの無理がたたり、様々な体調不良に襲われることになりました。


救急車で運ばれることもざらにあり

目が見えなくなり(中心性網膜略膜症)

耳が聞こえなくなり(突発性難聴)

やがて3ヶ月間声を失いました(失声症)。


入退院を繰り返しながらも、楽しみであるフィギュアスケートを観ることや、

音楽を聴くことは、私にとって何より効く薬でした。


その特効薬の支えにより、少しずつ回復してきた私は

新たな夢を見つけようと思い始めました。


そして闘病しながらも、色々なチャレンジや勉強を開始しました。


けれど新たな夢を探し始めた私の前に立ちはだかったものは



治せぬ病「遺伝子疾患の難病」でした。




闘病の結果、目や耳や声などは回復していったのですが

突発的に襲ってくる原因不明の発熱や痛みには悩まされ続けていました。

そんな2017年の5月、ついにこの発熱の原因が遺伝子にあることが

判明したのですが、それは現代医学では治せない難病だったのです。


絶望的とも思えるこの診断結果を前に

私の中に生まれた感情は、絶望とはまるで別の感情でした。


「明日も生きているとは限らないなら、自分を信じてやりたいことをやる人生を送る!」


それが私の中に生まれた感情でした。


そして私は兼ねてから学び始めていた

「マインドフルネス」の学びを深めていきました。




私が学んだマインドフルネスは

「ただ目の前のことに集中して生きていく」といったもので、

食べることだったり、歩くことだったり、

話すことだったり、当たり前のように日々行っていることを

少し意識して行うという、ただそれだけのシンプルなものです。


マインドフルネスを行うことにより脳の疲労感が減り、

集中力や創造力、幸福感が高まるという効果が科学的にも証明されています。


それはまさに私が求めた

「しあわせに毎日を生きていくための知恵」でした。


その「当たり前なこと」が、

大手企業のビジネスシーンや、医療の分野で大注目され、

実際に効果が出ているというから驚きです。


幼少期から、私を支えてくれたフィギュアスケートや音楽、演劇。

フィギュアスケートや音楽、演劇を毎日毎日練習していらっしゃる皆様。

そして、その方々を応援していらっしゃるご家族を始め、

スタッフ関係者、ファンの皆様の力になれる仕事ができないものか。


そんな思いにかられ、病気と闘い続けている私だからできることは何か?

と悩み、そして気が付きました。


夢を失い、難病を突き付けられた私が得たものは



「人生をしあわせに生きるための知恵」

なんだと。



そして、今私ができる最大限の恩返しとして、

人生の「心のコンサルティング」をしようという大きな決断に至りました。





また、私たちRAYは「メンタルトレーニング」以外にも

フィギュアスケート関連でサポートできることを、今後も考え発展させ

実行していきたいと思っています。


その一つとして、フィギュアスケートのイベント運営側へのサポートが

何かできないかと思いを募らせております。


アイスショーや試合などは、運営してくださる方々の支えによって

私たちは心から楽しませてもらっているのだと、会場へ出向くと実感させられます。


フィギュアスケートを安心して、安全に楽しめる様に

運営に携わる方々の日々の努力は並々ならぬものがあるのだろうと感じています。

様々なケースを考え、その会場設営を行っているのだと思います。

それは本当にありがたいことです。



しかし、時には悲しい思いをすることもあります。



フィギュアを観にくる人たちにも、様々な人たちがそれぞれの事情を持って

会場に足を運んでいるのだと思います。


私のように病気を抱えていて当日まで体調的に行けるか分からない人、

手術を頑張って乗り越えた人、

この日のためにつらいお仕事を毎日がんばった人、

外国から、人生で初めて一大決心をして日本を訪れた人、

欲しいものも我慢して、たくさんお小遣いを貯めた人、


そんな人たちが

会場へ行けた思い出の証として、グッズの購入を楽しみにしていたり

選手に思いを伝えたい!と希望を込めてプレゼントを選んだり、お手紙を書いたり、

思いを込めて、選手たちに贈り物を用意しています。


そしてそれを運営スタッフに託しています。


しかし、プレゼントの紛失や、開演時からグッズの品切れ、

などといったことが起きている現実があります。


ファンの人たちのショックは相当なものだと思います。

そして、選手の方々もこのような出来事には非常に残念に思っているそうです。


しかし、これらのことは運営する側へのサポートが足りないことが原因なのではないか

と考えております。


日本の「おもてなし」は海外にも誇れる文化です。

「おもてなし」を行う運営側にも十分なサポートがあれば

もっとできることが増えるのではないでしょうか。




今後私たちRAYは皆様の応援の証をしっかりとお届けする、

悲しい顔で帰っていかれるお客様や選手を無くす!という思いを持ち、

しっかりとした準備や人材の確保を整えていくことが、

新たなチャレンジとなっていくと感じています。


ひとりひとりが自分という人生を当たり前にしあわせに生きていけるように、

そのお手伝いをしていけるようになることが私たちの願いです。


期待の意味も込めて今後とも、まだまだ伸びしろのある私たち

RAYを応援してくださると幸いです。




RAY Representative

Asuka tadano


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